【Studio Nao】寄稿 あると便利な道具「カタメール」

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【Studio Nao】寄稿 あると便利な道具「カタメール」

2014年9月24日

お世話になっております。【Studio Nao】の堀川です。
今回もご拝読、宜しくお願い致します。

早速ですがこの名刺入れをご覧になられたお客様より「極力薄く」作ってくださいとのご注文。

3ポケット名刺入れ

3ポケット名刺入れ

要は薄い革を使えば薄さの課題はクリアできるのですが、ペラペラの作品しかできない問題があり色々と思案しておりました。
「極力薄く」。芯材すら抜いてしまい薄い革のみで製作することを試み、今回この商品を使ってみることにしました。
今回のあると便利な道具は、革の硬化剤「カタメール」です。

カタメール

カタメール

写真は250mlで1,000円。またカタメール透明は250mlで600円です。
使いやすさはカタメール透明のほうが、変色が少なく「水」で薄めることができます。
そして革の表面からの使用が可能です。
カタメールの場合、薄め液は変性アルコールとなり、色の薄い革に使用するとやや茶色に変色する恐れがありますので注意が必要です。
硬さは透明より硬くなります。
使用方法は塗布する前に吟面を薄く水で湿らし、カタメールを床面から刷毛塗りします。
カタメールは表面から塗布はできませんので透明カタメールと使用方法を間違えないようにしましょう。
床面から「乾燥させながら」重ね塗りをしていきます。
革への吸収が非常によいので、塗りすぎに注意。
初めてお使いの場合は変性アルコールで薄めてお使いになるのをお勧めします。
そのまま使用し重ね塗りが多いと、このようになります。

実験中

実験中

写真上部は重ね塗り2回。下部が4回。
吟面の湿らせ方が足らなかったようでムラがでてしまいました。
乾燥させるときは床面から乾かすようにすると失敗が少ないようです。
全体に硬化剤が浸透し固まると厚さ0.8mmの革がこんな感じになります。

カタメール塗布後の革厚さ0.8mm

カタメール塗布後の革厚さ0.8mm

私が使用する時は、乾燥の途中で少し曲げてみて硬化具合を確認しながら乾燥させます。
乾燥後はゆっくり曲げたり戻したりを繰り返し、硬さを調節します。
アクセサリー製作にも使えますが、カチカチに固まった革を無理に曲げると割れる場合がありますので注意が必要です。
この方法は私だけの手法かもしれませんので、参考程度になさってください。

【Studio Nao】のホームページは↓こちら

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